
最近、「働く車」のイラストをたくさん描く機会をいただきましたが、先週の連休中に実家がある水戸に帰省した際に、小学1年の頃の日記を発見しました。当時から車が好きで、よく空想の車をデザインして描いていました。35年も前の話ですが、今は、仕事でイラストの仕事をしていることが不思議な気がします。落書きと仕事で描く絵は、まったく違うもので、今は、落書きをすることはあっても、趣味でイラストを描くことはありません。仕事になると「楽しさ」よりも「苦しさ」が上回ります。期待に応えるための試行錯誤は、苦しい作業でもありますが、完成後の達成感は、落書きでは感じられないものがあります。
偶然に再会を果たした、35年前の日記ですが、自分のこととは思えないような、無邪気な自分を見ることができて、新鮮に読むことができました。現在では、クリアな動画、SNSなど記録媒体は多種多様、誰でも簡単に記録を残せる時代になりましたが、日記だけを手がかりに記憶をたどることも、なかなかいいものだと感じたGWでした。