蜂蜜のラベルができるまで

2015/05/30

茶園を営む沢辺茶園様より、蜂蜜のラベルデザインのリニューアルのお仕事をいただきました。

沢辺茶園は、筑波大学そばのつくば市要という場所にあります。つくば駅まで5kmほどの距離ですが、この辺は、田畑が広がる自然豊かな場所で、お店の裏手には、筑波山を望む茶畑が広がっています。

伺うまでは、「茶園」という事で、お茶のパッケージまたはラベルデザインのお話かと思っていましたが、お得意様用に製造していた蜂蜜を商品化されるとのお話でした。

以前は、既製品のラベルと瓶(Before写真参照)を使用してましたが、瓶の在庫も切れるタイミングでオリジナルのラベルにリニューアルしたいとの事でしたので、制作にあたりいろいろと質問させていただきました。

ご予算、瓶の容量、販売場所、陳列方法、対象となるお客様の年齢・性別、商品に対する想い、蜂蜜の採取方法など・・・。

私も、蜂蜜が体にいいという知識くらいで、市場にどのような商品が出回っているのか、ほとんど無知でしたので、スーパーやデパートで陳列されている蜂蜜からオンラインで販売されているものまで、いろいろとチェックしました。

保存期間が長く使い道が多い蜂蜜は、おみやげ品としてもふさわしいので、「つくばの蜂蜜」というコンセプトを設定して、思いつくままにラフスケッチを始めました。蜂や筑波山のイラスト、ラベルの形・サイズなど、ご予算との兼ね合いもありますので、あまり複雑な形にならない方がいいという点(形やサイズによって印刷費が変わるため)も考慮しながら数パターンのデザイン案を練っていきます。

 

 アカシアやウワミズザクラのイラストも描き起こしてみました。

 

 

同時に瓶の選定も進めていきます。こちらもサイズや形により、値段が変わるので、その点も考慮しつつ、「他と類似しないか」「容量はどれくらい入るか」調べるため、実際の瓶を手に取って、持った時の感触などを検討していきます。当然、お客様のご希望がありますので、数パターンのデザイン案を実際に瓶に貼った状態で再度お伺いしました。イラストを使用したもの、英語綴りのもの、文字だけのものなどご提案させていただきましたが、その中でも「ハチミツ」の「ハ」を筑波山の形に見立てた案が選ばれました。デパートに並んでいるようないわゆる“オシャレ過ぎる”イメージではなく、“つくばの農家が作る蜂蜜”という素朴なイメージがいいのでは、とのお話から、華美な装飾は避け、レトロ感のある文字と蜂のイラストだけのシンプルなデザインになりました。

 デザインが決まったら、次はラベルの紙質を選びます。蜂蜜は常温保存なので、水に濡れる事が少ないと思われるので、撥水性は弱いけどザラっとした手透きのようなテクスチャのある材質の紙を使用しました。

完成です。イメージポスターも制作しました。

こうしてラベルデザインの仕事として納品は終了しますが、その後の売れ行きや、販売後の感想などもお伺いさせていただきたいと思っております。デザインをリニューアルするからには、当然リニューアル前と比較して、イメージや売上げ、使い勝手などすべてにおいてUPさせる事が使命と考えております。

 

以上、ラベルデザインの完成に至るまでの経緯を語らせていただきました。

 


 

 

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