筑波山麓イラストMAP制作過程

2016/07/02

 

 筑波山麓の見所を紹介したイラスト地図の制作について少しお話します。筑波山麓は、筑波山は、誰でも知っている名所ですが、他にも、奈良時代から平安時代にかけて造営された役所跡である「平沢官衙遺跡」、三代将軍家光が寛永3年(1626年)に資材運搬路として整備された「つくば道」など歴史あるスポットが多数存在します。今までも、山麓やつくば市を紹介した地図はたくさんありますが、今回は、山麓にエリアを絞り、山麓の魅力を紹介している「チーム36」の方々が実際に自転車で廻って調べたスポットをイラストで紹介する地元ならではの視点で描いた地図を作成することになりました。

私も山麓に住み始めて4年目なので、ある程度の道は把握してますが、地図となると、正確な位置関係が必要となるため、Googleの地図を出力して、つなぎあわせて、ポスターサイズにして、どこまでの道・エリアを含めるか記入してもらいました。

 その地図をもとにトレース作業に入ります。今回は道を含めて全部をイラストで表現することにしたので、水彩絵の具を用いて、道のみの輪郭をトレースしました。使う道具は、小学校で使ってたようなごく一般的な水彩絵の具に近いものです。

 illustratorのソフトを使用すれば作業効率もよく、正確な地図が作れますが、パソコンで制作した線は輪郭が固い印象になるめ、手間はかかりますが、アナログ手法で進めました。道ができたら、スポットそれぞれのイラスト制作。小さいものを含め、全部で40点ほどあります。ひとつずつスケッチブックに描いていきます。大きなサイズのイラストを描く時は、水張りという方法を使って水彩紙に描きますが、今回は小さいサイズであることと数が多いため、水彩用のスケッチブックを用いました。

 

 

イラストが描けたら、スキャニングして、不要な汚れなどを除き、photoshopで色補正をします。イラスト・道をillustrator上で配置していきます。それぞれのスポットの説明文は大方いただいてますので、道に重ならないよう、かつ場所が分かりやすいようにレイアウトしていきます。この調整が一番手間がかかる作業かもしれません。

 一度完成したところで、「入れるスポットは他にないか」「正しい道になっているか」など検証作業に入ります。Google上の地図では見えていても、実際に行って見ると、自転車で通るにはデコボコ過ぎたり、階段になっている箇所があるため、数回にわたり、微調整をしました。

 そんなこんなでようやく完成した「筑波山麓イラストMAP」は、平沢官衙遺跡などで設置しております。地図をもとに、自転車でのんびり山麓散策をしてみてはいかがでしょうか。

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